感想

だらだら過ごしちゃって更新するのが面倒になってたこの土日月,とりあえず本は読んでおいたので感想を書くね.

読んだのは「友達の作り方」作者は愛洲かりみ
how to本っぽいタイトルだけどラノベです.一行で説明するとぼっちに友達ができる話ってだけなんだけど読後はとてもスッキリした気分になれる本だった.

違和感のあったところが読み進めていくと納得できるっていうちょっとした伏線ぽいものもあってなかなか楽しめる構成でよかった.

流れがちょっと唐突すぎるかなあと思ったけど,1冊でまとめるにはこのくらいのスピード感が必要なのかもしれない.丁寧に書いても冗長だと取られる可能性もあるしね.そう考えると物語を書くのって繊細なバランス感覚が要求されるんだなあとしみじみ思うのでした.

自分が思う自分と他人から見た自分は全然違うこともあるってことがこの本を読んで改めて学ばされたことかな.私は自分のことを結構客観視できる人間だと思ってたけど実際はそんなことないのかもしれない.

ちょっと理想的な流れすぎる話かもしれないけど,友達について改めて考えるいい機会を与えてくれた本になった.綺麗な青春小説を読みたい人には勧められるかな.

あとあとがきが作者をよく表してる感じ.身近に作者を感じられて応援したくなったけど2009年にこれを出してから,本書いてないみたい残念です.

久々に感想を書いてみたけど全然言いたいことがまとまらないね.もうちょい数こなそうと思う.